『イシューからはじめよ』、安宅和人、英知出版
「何の解を出すべきなのかが重要である」
重要性の高さと、明確にこたえが出せるか
⇒問題の解決に積極的に取り組むべき
そもそもこれは解を出すに値する問いなのかをまず質問してから動き出すようになりました。
実は(僕みたいに)要領が悪い人間は真面目所以に問を立ててしまったら最後、それが解けるまで走っていってしましまいます。(笑)
しかしそれでは、その走って行った方向が間違いだったとき、
思いっきり逆走していたとき、いちいち戻って来ることが大変になります。
未だに癖で突っ走っていってしまうこともありますが、
大抵は骨子から作るであったり、70%で一旦仕上げてしまったり、一歩踏み出す前に一歩踏み出しちゃっていいのか聞いたりするのを意識しながら動いて行けるようになってきました。
これは僕にとってはたいへん大きな学びでした。
人生の時間は限られているので、動く前に考える。
方法から考える、。というかそもそも考えるべきなのか考える、または聞く。
そんな慎重な歩みが、人生の有意義な時間を作っていくのだなと思いました。
100冊いったらこれは再読しないとな~。
『笑うな』筒井康隆、新潮文庫
本書はSF短編小説です。
これを読んで思ったのは自分の日常をSFの世界観で捉えて見るのは面白いのかもしれないと言うことです。
あれが爆弾だったらどうしようとか、あの猫の気持ちって多分こうだとか、
今この人の前で思ったことを全部言ったらどうなるかとか。
ほとんどくだらない発想かもしれませんが、想像力を働かせていれば、きっと自分の人生はワクワクが溢れるものになると思いました。
本書で面白かったのは、男の同僚が「妊娠した」と真顔で言った事に対して、
男が一度水を吹き出して驚いた後、「産むつもりか?」と尋ねるところです。
いや、ふつうその切り返しせんやろ!ってところが奇妙かつオモシロイなと思いました。
脳みそのいつもと違うところを使っている感覚になります。
『Septeni Way』、株式会社セプテーニ
セプテーニさんが強く偉大な会社であるために掲げる大きなビジョン7つが記された本です。
なので持ちろん超初歩的なことが書いてありますが、以下刺ささった部分を抜粋しいたします。
1、「できないのは仕方ない」病はだめ
自分はこの病にかかるつもりなどなくても、自分の中のどこかの小さい領域では知らぬ間に「これむりやん」と思っていしまっていることに気づくことがあります。
それはどこかでしこうていししていまっている状態なので、脱却せねばなりません。
できないのは仕方ないとどこかで自分が思っていないか気づくことが大事だなと思います。
2、新しい事にチャレンジするときは失敗するものーそれで情熱を失ってしまえば負け犬
本当にそうだなと思います。チャレンジには失敗がつきものであり、失敗上等のスタンスを取りながら情熱は絶やさないというスタンスを持っていなければ、
その先の大きな結果や達成はありません。
ボロボロになりながらずっと燃えている状態を維持するには痛みが伴いますが、
乗り越えないと行けな壁だなと思います。
会社の考えを絵本でまとるっていいですね!
愛着もわきますし、何よりわかりやす!!
『ザ・ビジョン』ケン・ブランチャート、ダイヤモンド社
本書を読むことで、自分のビジョンに「なぜ?」とより深く問いかけるきっかけとなりました。
ここまでビジョンや価値観についていろいろ考えてきましたが、
やっとシンプルで単純なところに落ち着いた感じがします。
そしてビジョンを達成させるのは紛れもなく今の自分であると言うことを再認識しました。当たり前といえば当たり前ですが、今日、今の一瞬一秒がビジョン達成に向けての一歩であると言うことをより意識できるようになりました。
僕はこれまで多くの自伝や啓発本を読んで来ましたが、
皆共通しているのは、一日一日に引くぐらいのパワーを使っているという点です。
自分のなかで「今日」に対する価値がどんどん上がっています。
人生の重みや死ぬときの感想は一日一日の濃さで決定づけれられていくと思いますので、1日単位で死ぬ気で生きていきます!
『絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ』、見城徹・藤田晋、講談社+α文庫
僕はこの2人が大好きです。
なぜなら、この2人努力はまさに「血」の滲む努力であり、それを美化した状態ではなく、生のまま本を通して伝えてくれるからです。
特に見城さんから僕は学んだことが多いです。
一番の学びは、自分に絶望しながら努力しろと言うことです。
僕のビジョンは遥かに大きく、常に今の自分となりたい自分とのギャップが大きく開いている状態です。毎日必死に成長しようと一向に縮まる気配がなく、思わず悲観的になってしまいそうなほどです(実際入社4~5ヶ月時点ではそこそこ悲観的でした)。
しかし、自分に絶望しながら、来る日も来る日もを死んでもいい覚悟で過ごすことで、かえって楽になりました。
僕は何も成さないまま死んでいくことが怖くて仕方がないです。
後悔のない人生など有りえませんが、
・自己成長
・世界の人々の幸せに貢献
・勝ちを次世代に残す
事に死ぬ気でコミットしていくことで、少しでも死に際に満足出来る用に行きていきたいです。
それが本書のタイトルでもある「絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ」
ということなのでしょうか。。
『ニッポン2021-2050』 落合 陽一・猪瀬 直樹、角川書店
日本というコミュニティの一人であることを非常に意識せられる一冊でした。
そもそもこの本を読む前に落合陽一の動画か何かで、
「社会問題に対して意識が向いている人は増えてきたけど、本気で考えている人はいないし、動いている人はもっといない」と言っていたのを聞いて、
「あ、自分のことだな」と思い、日本にある社会問題とそれに対する打ち手を考えながら過ごそうと思い、本書を手に取りました。
本書は日本の現状、これまでの歴史から考えられる未来を見せた後、
その未来を歩むために国、事業、個人はこう考えると良いという画期的な様々な提案をしてくれます。
世界的に高齢化が進む中、先進国の中で早々に窮地に追い込まれているのが日本です。
世界は日本がこの波を超えられるか、どう超えていくのか、または滅びていくのかを見ています。
本書の考え方の中で一番魅力的だったのは、世界問題に早い段階で向き合わなければならない環境がこの国にはあり、もしこれを解決することができればきっとグローバルな課題解決にも展開ということです。
この発想に感動しました。
焦りながら、しかし悲観することなく日本のローカルな社会問題を解決できるように
学び、行動をしていこうと思いました。
『あなたは人生をどう歩むか』千本倖生、中央公論社
「自分の使命とは何だろう」を改めて考えさせられる本でした。
千本さんは、自分たちの考える事業は世の中の人のためになると信じ、
それをやり遂げなければならぬという使命と覚悟をもって起業されたそうです。
千本さん同様、成功された起業家さんは皆「これだ」という確証があって、こだわりと覚悟を持って事業を進めていらっしゃります。
少しニュアンスはずれますが、「これだ」を見つけるということは、
自分が一番好きなことを見つけることと同義なのではないでしょうか。
そして、それにむかってひた走り社会や人に貢献する。
それを見つけるために、千本さんの用にまず何かに打ち込んでみるというのは有効な手段だなと思いました。
そんな仕事ぶりの先で、ようやく運命的な出会いや、お告げのような使命感に出会えるのではないでしょうか。