本読みゴリラ千冊への道

ゴリラ顔男の読書日記

『プリンセス・マーケティング: 「女性」の購買意欲をかき立てる7つの大原則』谷本理恵子

▼IN ■女 女性は本来の自分の姿を幻想の中に飼っている(お姫様)。 よって、現実は常に現実ではないため、いつも違和感や欠乏感の中で生きていて、歳を重ねるたびに現実の割合が大きくなり、幻想との矛盾は大きくなる。 故に女性は、人生において、自分らし…

『文明論の概略』福沢諭吉

▼感想 当時、福沢諭吉が現代日本を見て今後のビジョンを提示した内容の本。 歴史に造詣が深く、そこから原理原則を導いた上で結論を見出しているため、論に根拠があって非常にロジカル。 ただロジカルだけでなく、論や問題提起には諭吉さんのパッションがあ…

『企業参謀』大前研一

戦略的思考について書かれた良書。 <POINT> ✓定量的、定性的に物事を考える ✓戦略家はイシューから考える ✓問題分析⇒仮説⇒実行 ✓KSF(その業界での勝ち方)を明らかにしておく ✓できないではなく、出来るためにを考えるのが戦略家の仕事 問題分析: ①現象…

『読書する人だけがたどり着ける場所』齋藤 孝

キャッチコピー:これを読めば読書は人生を「どう」豊かにしてくれるのかが分かる! ①コミュ力があがる コミュ力とは(他人)認識力なので、 著者との対話である読書では実はコミュ力が培われる。 ②点と点とがつながり、知的好奇心に溢れる 何かひらめく瞬間…

『自分の中に毒を持て』岡本太郎

岡本太郎論 人生に挑み本当に生きる=新しい運命を切り開き続けること 上記達成するための要素としては大きく2つ ・捨て続けること ・自分を貫くこと 細分化すると ▼捨てる ・世間体を捨てる(嫌われたくないが故に世間向けに作った自分を捨てる) ・成功体…

葉っぱ 、銀色 夏生、幻冬舎文庫

どうも、ポエムゴリラです。 本書は比較的そんなに心に響く詩が多くはなかったのですが、 最後のページの「葉っぱ」という詩が良すぎたので写真貼っておきます。(笑) 自分の人生感をひとつの詩としてこんなにきれいに、美しく、まとめ上げているところにとて…

『採用基準』伊賀泰代、ダイヤモンド社

ブログってめんどくさいですね★ 本読みゴリラです リーダーとして生きて行くことは、 ・世界を視野に働く際の重要なポイントである ・人生をコントロールすることにつながる ということであり、 リーダーにとって重要なことは ・目標を掲げる・先頭を走る・…

『イシューからはじめよ』、安宅和人、英知出版

「何の解を出すべきなのかが重要である」 重要性の高さと、明確にこたえが出せるか ⇒問題の解決に積極的に取り組むべき そもそもこれは解を出すに値する問いなのかをまず質問してから動き出すようになりました。 実は(僕みたいに)要領が悪い人間は真面目所…

『笑うな』筒井康隆、新潮文庫

本書はSF短編小説です。 これを読んで思ったのは自分の日常をSFの世界観で捉えて見るのは面白いのかもしれないと言うことです。 あれが爆弾だったらどうしようとか、あの猫の気持ちって多分こうだとか、 今この人の前で思ったことを全部言ったらどうなるかと…

『Septeni Way』、株式会社セプテーニ

セプテーニさんが強く偉大な会社であるために掲げる大きなビジョン7つが記された本です。 なので持ちろん超初歩的なことが書いてありますが、以下刺ささった部分を抜粋しいたします。 1、「できないのは仕方ない」病はだめ 自分はこの病にかかるつもりなど…

『ザ・ビジョン』ケン・ブランチャート、ダイヤモンド社

本書を読むことで、自分のビジョンに「なぜ?」とより深く問いかけるきっかけとなりました。 ここまでビジョンや価値観についていろいろ考えてきましたが、 やっとシンプルで単純なところに落ち着いた感じがします。 そしてビジョンを達成させるのは紛れもな…

『絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ』、見城徹・藤田晋、講談社+α文庫

僕はこの2人が大好きです。 なぜなら、この2人努力はまさに「血」の滲む努力であり、それを美化した状態ではなく、生のまま本を通して伝えてくれるからです。 特に見城さんから僕は学んだことが多いです。 一番の学びは、自分に絶望しながら努力しろと言うこ…

『ニッポン2021-2050』 落合 陽一・猪瀬 直樹、角川書店

日本というコミュニティの一人であることを非常に意識せられる一冊でした。 そもそもこの本を読む前に落合陽一の動画か何かで、 「社会問題に対して意識が向いている人は増えてきたけど、本気で考えている人はいないし、動いている人はもっといない」と言っ…

『あなたは人生をどう歩むか』千本倖生、中央公論社

「自分の使命とは何だろう」を改めて考えさせられる本でした。 千本さんは、自分たちの考える事業は世の中の人のためになると信じ、 それをやり遂げなければならぬという使命と覚悟をもって起業されたそうです。 千本さん同様、成功された起業家さんは皆「こ…

『手紙』東野圭吾、文春文庫

人生を楽観するのでもなく悲観するわけでも無いですが、 何かに対して「正しい」と思うことなど一生出来ないと思いました。 選択することを意識せず人生に何かしらのジャッジをせずに生きていくか、 自分で下した決断に対してこれは正解だったと思いながら生…

『きみの行く道』ドクター・スース、いとうひろみ、河出書房新社

子供のために買って読んだら面食らう絵本です(笑) 君の行く道は山あり谷ありだけど、進み続けると必ず見えてくる。 失敗も成功も、不安も怠惰もあるけれどまっすぐ進めば何かが見えてくるし、最後は成功が待っている。 ざっくりいうとこういった内容の至極…

『幸せになる勇気』岸見一郎、古賀史健

自分と人とを比べず、弱さも、強さも含めた「自分」という人間そのものをありのままに受け入れる(承認する)。 自分を承認すれば、他人を承認出来る。 自分が承認できれば、自分が選んだ選択を承認できる。 自分を好きになるとか愛するではなく、受け入れる…

『あの人はなぜ、東大生に勝てるのか』津田久資 ダイヤモンド社

本書には物事の全体像を見て考えるための基本が書かれていました。 いわゆる「思い込み」から脱却する方法です。 僕が着目したのは、 発想率を高めるには「語彙力を高め、物事との境界をはっきりさせることだ」 というポイントです。 言葉は物と物の境界線を…

『ゴリラは戦わない』山極 壽一、 小管正夫、中公新書ラクレ

食べ物を分配して時間を共有するという概念を持っているのは人間だけだそうです。 これは猿に教えても出来ないんだとか。 しかし、近年一個々人が「コスト」を意識しすぎる世の中になり、 一人で食事を取ったり、栄養を効率よく取るためだけに注力し始めてき…

『読書という荒野』見城徹 幻冬舎

血の通った本でした。 死ぬのは怖いですが、死ぬ時に後悔しないように生きるには、 毎日死んでも良いつもりで生きることしか無いと。 僕が全力を尽くしたいのも、人を幸せにしたいのも、 元をたどれば何も成さず死んで行くことに対しての恐怖があるからだと…

『嫌われる勇気』岸見一郎、古賀史健、ダイヤモンド社

精神的に自由になる、幸せに生きるには、 自分が本当の自分を見つめる勇気を持つことだと。 自分の好きなように生きて、自分自身が他者に貢献しているとを認めてあげられるような自分であること。 上記が達成できているのなら、自由に生きられているので、一…

『スタンフォード式最高の睡眠』西野精治、サンマーク出版

本書では、人生の3分の1は睡眠であり、この質が残りの3分の2を決めますよと言っています。 僕結構昔から睡眠には悩まされるタイプでして、5時間以上寝ないとパフォーマンスが落ちるとわかっていながら、ショートスリーパー、ハードワーカーに憧れて挑戦し、 …

『働き方』稲盛和夫 三笠書房

労働の素晴らしさを感じ取り、感謝することで、仕事に恋し、熱中する。 熱を周囲に派生させて、作り上げたサービスや会社で多くの人々を幸せにしていく。 その歩みはおそらく凄まじく勢いがある一方で、心静かであり、毎日淡々と改善と成長を繰り返す。 稲盛…

『倚りかからず』茨木のり子、ちくま文庫

茨木さんの詩は、胸にドーンと来ます。 言葉で感想を表現するのが勿体無く感じられるため、うまく感想が書けません(笑) ただこれが詩の良さだと思います。 言葉で心が動くことを、改めて実感しました。 自分も自分自身や大勢の心を動かす、自分だけの言葉…

『シンプルに考える』森川亮、ダイヤモンド社

悩まなず、目の前の事に集中するために、「シンプルに考える」。 この思考術に感銘を受けました。 森川さんが素晴らしいのは、 自らの考え方が、「〇〇は~する」「〇〇はしない」 と言い切りの形で全て短く整理されていて、その一つ一つが経験に紐付いてい…

『新卒はベンチャー企に行きなさい』清水宏、幻冬舎

本書にはベンチャー企業に行くメリットが書かれていました。 例えば、 ・起業家精神、タフ、楽観性が身につく。 ・バッターボックスに立つ機会がバンバン来るから成長機会が与えられる (新バッターボックス理論) と言った内容です。 しかし実体験と紐つけ…

『マーケティング22の法則』アル・ライズ、ジャック・トラウト

マーケティングとは、顧客の心の中に入り込み、ある一つのイメージを植え付けることである。 22の法則は上記を達成させるための基本原則が書かれています。 その他でも例えば、「マーケティングは最終的には2頭馬のレースになっていきますよ」であったり、「…

『道をひらく』松下幸之助

成長を焦り不安になったり、一喜一憂しすぎたり、地に足が付かず間違えたことを考えたり、やってしまったり、入社してからこれまでたくさん失敗がありました。 いかに継続して自分を律し続けることが大切か(律し続けられる自分なりの哲学をもっていることが…

『ブランド人になれ!』田端信太郎 幻冬社

『ブランド人になれ!』田端信太郎 幻冬社 今回はレビューでもなんでもないです! 本書を読んだ率直な感想は、 「あ、本当に好きなようにノビノビ生きてもいい時代なんだなー」 です(笑) 飛行機も飛んでるし、電車も走ってるので、地球のなかであればどこ…