本読みゴリラ千冊への道

ゴリラ顔男の読書日記

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『きみの行く道』ドクター・スース、いとうひろみ、河出書房新社

子供のために買って読んだら面食らう絵本です(笑) 君の行く道は山あり谷ありだけど、進み続けると必ず見えてくる。 失敗も成功も、不安も怠惰もあるけれどまっすぐ進めば何かが見えてくるし、最後は成功が待っている。 ざっくりいうとこういった内容の至極…

『幸せになる勇気』岸見一郎、古賀史健

自分と人とを比べず、弱さも、強さも含めた「自分」という人間そのものをありのままに受け入れる(承認する)。 自分を承認すれば、他人を承認出来る。 自分が承認できれば、自分が選んだ選択を承認できる。 自分を好きになるとか愛するではなく、受け入れる…

『あの人はなぜ、東大生に勝てるのか』津田久資 ダイヤモンド社

本書には物事の全体像を見て考えるための基本が書かれていました。 いわゆる「思い込み」から脱却する方法です。 僕が着目したのは、 発想率を高めるには「語彙力を高め、物事との境界をはっきりさせることだ」 というポイントです。 言葉は物と物の境界線を…

『ゴリラは戦わない』山極 壽一、 小管正夫、中公新書ラクレ

食べ物を分配して時間を共有するという概念を持っているのは人間だけだそうです。 これは猿に教えても出来ないんだとか。 しかし、近年一個々人が「コスト」を意識しすぎる世の中になり、 一人で食事を取ったり、栄養を効率よく取るためだけに注力し始めてき…

『読書という荒野』見城徹 幻冬舎

血の通った本でした。 死ぬのは怖いですが、死ぬ時に後悔しないように生きるには、 毎日死んでも良いつもりで生きることしか無いと。 僕が全力を尽くしたいのも、人を幸せにしたいのも、 元をたどれば何も成さず死んで行くことに対しての恐怖があるからだと…