『あの人はなぜ、東大生に勝てるのか』津田久資 ダイヤモンド社
本書には物事の全体像を見て考えるための基本が書かれていました。
いわゆる「思い込み」から脱却する方法です。
僕が着目したのは、
発想率を高めるには「語彙力を高め、物事との境界をはっきりさせることだ」
というポイントです。
言葉は物と物の境界線をはっきり分けるものであり、(難しい言葉でなくとも)言語化さえ出来れば自分が何について考えているのか、1つの事象が何と何で分けられるかなどが明確になります。
仕事の面で僕は約2ヶ月くらい解決出来ない課題がありました。
直近その答えに行き着く事が出来ましたが、これまで行き着けなかったのは、
自分の課題に関して言語化出来ていなかったことが一番の要因であると考えています。
答えに達してよくよくわかったことは、自分の成長は、
「如何に早く自分の”思い込み”から脱却できるか」が鍵となるということです。
本書は今後それを可能にするヒントを与えてくれると思いました。
これまで読んだロジカルシンキングの本の中で最もわかりやすかったので、しばらく教科書にしようと思います(笑)